臨床検査技師求人TOP >> 基礎 >> 臨床検査技師を辞めたい時
臨床検査技師で辞めたいと思っている人の中でどのような理由が考えられるのでしょうか?臨床検査技師の意見を見てみると、ある理由に集約されていきます。その理由は、何も臨床検査技師に限ったことではなく、医療スタッフであればよくみられるものですが「仕事がハードだから」というものです。「とにかく忙しい、自分の時間がほしい」と思って離職を検討する人も少なくありません。病院によっては、夜中まで業務が終わらないところもありますし、月に100時間を超える残業を強いられるところも見られます。医者の求めに応じて、手術室・集中治療室に入って必要な検査をしなければなりませんし、急に呼ばれることもあるので、目の前の仕事は後回し、結果的に残業しなくてはならなくなるわけです。
しかも臨床検査技師の場合、キャリアを積むと自分の業務をこなすだけでなく、新人や実習生の監督・教育も担当しなければならなくなります。病院によっては実習生を多く受け入れているところもありますし、新人も毎年大量に採用しているところもあります。すると彼らに必要な教育をしなければなりません。自分の仕事の合間を使って教育の時間に当てないといけません。そして自分の言っていることをすぐにマスターしてくれればいいですが、覚えの悪い人も出てくるかもしれません。すると「何でこれができないのか?」ということでストレスも溜まってしまうでしょう。
中堅になると、さらに勉強会や研修に出席するように求められます。するとせっかくの休日が勉強会や研修で失われてしまいます。学会に参加して、人によっては発表しなければなりません。これが嫌で離職する臨床検査技師も実際にいるようです。このように仕事に振り回されて、精神的にも肉体的にも疲弊してしまって辞めたいと思うようになるわけです。
このような仕事がハードで辞める人が出てくると、負の連鎖に陥ります。人が辞めれば、その人の担当していた業務をほかのスタッフでカバーしなければなりません。すると業務量はおのずと増えます。誰かが自分のキャパシティを超えてしまって、また離職者が出ます。するとさらに負担が大きくなって…という負のスパイラルに陥ってしまうわけです。
病院でもできるだけ臨床検査技師に負担のかからないようにケアをしているところも見られます。ワークライフバランスを重視しているところか、休日が多く残業が少な目かどうかをしっかり求人情報で見極めて応募先を決めたほうがいいでしょう。
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